さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

「重い扉~名張毒ぶどう酒事件の45年~」(東海テレビ)

夜中にUHBで、東海テレビ制作の「重い扉~名張毒ぶどう酒事件の45年~」を見ました。ギャラクシー賞優秀作品です。

MSN-Mainichi INTERACTIVE
放送批評懇談会

番組は、裁判所内の権力構造をはじめとする冤罪が起きる背景や、証拠とされた王冠のレプリカを制作して行った実験などの弁護団の努力を伝え、貴重な映像を用いて迫真のドキュメンタリーであったと思います。なにより40年獄中から無実を訴えている元死刑囚を救出しようとする人たちの献身的な活動が感動的。

あまりに脆弱な証拠によって死刑を言い渡され、母は村を追われ、子供は去って行き、事件から45年立ってようやく再審の道が開けた奥西さんですが、名古屋高検の異議申し立てによりまだ再開しておらず、釈放されていません。取り調べで自白を強要され、裁判官の上下関係や検察のメンツによって、再審の道が閉ざされたなんて、市民の人生が大きな力によって押しつぶされるということであって、真に人間的な社会をつくっていくためには、絶対にあってはならないことです。

名張毒ぶどう酒事件
名張毒ぶどう酒事件
名張毒ぶどう酒事件
日弁連 - 会長声明
ニュースの現場で考えること : 名張ぶどう酒事件と密室司法
冤罪 - Wikipedia
踊る新聞屋-。 : 犯罪報道(名張毒ぶどう酒事件再審)
5号館のつぶやき : 名張毒ぶどう酒事件の再審決定
Excite エキサイト : ニュースとメディア>ニュース>事件、犯罪>冤罪事件
by kamiyam_y | 2006-06-25 13:17 | 民主主義と日本社会