さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

最低な中傷

姑息な改憲論に反対であることはいうまでないですけど、安倍氏がヘイトスピーチ批判をしたのは興味深い展開。

朝日新聞デジタル:他国を中傷、自分たち辱めている 安倍首相、ヘイトスピーチに言及 参院予算委 - ニュース

いかに全体主義・軍国主義的思想の持主であるとしても、自由民主主義を謳う政党や国家のトップであればレイシストを批判するのは当然。厳しく対処する姿勢を国際社会に対しても示さねばならないし。差別主義排外主義ヘイトスピーカーネトウヨは断じて私の同類などではないのだと宣言したといってもよく、こういう言葉を引きだすのも重要。

朝日新聞デジタル:ヘイトスピーチ「憂慮に堪えない」 谷垣法相 - 社会

現政権も公然と否定する以外ない。正義に反する愚劣な行いは真に軽蔑すべき対象であり、われらが社会の「品格」を大いに傷つけるあってはならない反倫理的行為だから。

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差別主義・排外主義が「気持ち悪い」「気分悪い」「許せない」「人間の屑中の屑」「日本の恥」「世界の恥」「治療すべき社会病理」「自分の弱さに向きあわず他者攻撃で自分を維持しようとする悲しい病理」、差別主義を「人間を愛するがゆえに憎む」「民主国家日本を愛するがゆえに憎む」「日本のよき文化等々を愛するがゆえに憎む」「世界のために国際機関・政府・自治体による民主的政策を重視するがゆえに憎む」「世界の諸人民の人権にもとづく解放を願うゆえに憎む」等々と思う人は、12日の蒲田・川崎に。
by kamiyam_y | 2013-05-10 04:33 | 民主主義と日本社会