さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

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怖い夢

目覚めたら布団かけてなくて、体が冷えて喉が痛いです。まずいな。

おかげで夢に4回以上襲われてしまった。

人によっては恐怖感のツボかもしれないので、悪夢系を思い出しておきます。さわやかな読後感はまったくありませんから、読みたくない人はとばしてください。

▽ 私はソファーでくつろいでいて、となりのキッチンでお婆さんが食事をつくっている。わずかに開いた窓から入る風が冷たいので、閉めていい?、と聞くと「暑いからいや」と断られる。長生きする人は違うなと思っていると、隣の部屋から赤ん坊の泣き声が。

お婆さんの娘(孫だったかな?)がもらってきたという。

名前を尋ねると、☆ほちゃん、とお婆さんが答える。

(☆穂ちゃんか、かわいい名前だな、女の子を育てるのははじめてだ)と楽しく思い赤ん坊を捜すが、泣き声を発している場所は、紙袋だ。

こんなところに赤ん坊を押し込んでおくなんてと涙がこぼれてくる。

しかし、紙袋のなかの紙の包みを開いても、また紙の包みが出てくる。開けても開けても紙で包まれていて、赤ん坊の泣き声は続いているのに赤ん坊が出てこない。

▽ 知合いの女性がオフィスビルの一角にカフェをオープンしたので、見にいく。無口でおとなしい女性なので経営なんかできるんだろうか心配だったが、ビルで働く女性サラリーマンがすでに常連になっていて、彼女と会話している。

安心した私は、たぶん彼女の家だろうが、浴槽につかりくつろぐ。

そこへ突然、肉屋のおじさんが仕事着のまま入ってくる。驚いた私がどうしたのか尋ねると、彼女のカフェのあるビルからきたという。

そのビルでは水道がものすごい硬水で、シャワーに使うと髪がぱさつくので、そこの住民はみなこの風呂を借りにくるのだという。

これもさわやかではない夢ですが、おじさんが入ってくるところ以外はとくに怖くはないですね。お隣さんの家に勝手に入るという昔のコミュニティーみたいです。

あと2つの夢はかなり楽しいものでしたが、省略。
by kamiyam_y | 2012-11-02 22:34

焦燥4

学校の門らしきものをくぐりぬけると、建物は1つもなく、照りつける陽射しのもと、ただただ、乾いた土のグラウンドが拡がるのみだ。独り私は歩みながら、この校庭めいたものを囲う金網にたどりつく。

突如、私の佇む地点から対角の方の入口から、猛犬のようなものが入るのを見る。グレイハウンドのような、あるいはチータのような速い足をもつ獰猛な獣が放たれている。

血に飢えたこの狩猟機械に気づかれたら、私の肉は細かく引きちぎられてしまう。逃げねばならない。金網を必死で登り、飛び降り転げる。

外は大きな河の河口流域らしく、葦の群落が拡がっている。

走り続けねばならない。ともかく、気管支の粘膜が痛もうが、大腿四頭筋が重たくなろうが、靴に泥水が浸入しようが、葦の葉で頬が切れようが、走る。

橋の下を抜けると、工場の排水口がある。

私は工場内の一室にいる。独りではない。中年男性が数人いる。私は呼びかける。「ここで練習をしましょう。狭い空間で競いあって練習をするのは、技術を高めるのに最適です」

しかし、呼びかけに応じる者はなく、みな虚ろな眼差しで座っている。なおも私は働きかける。「余計なものを片づけて、ここで練習しましょうよ」

「そうですね」「やりましょう」「ぜひ」、流れが反転して全員急に張りきりだした。

ところが私の内面はまったく逆に動く。(なんでこんな子供じみた練習をしなきゃならないんだ。恥ずかしいことだ。まともな大人のすることじゃない)

ここで目覚め。

夢について書くときは、無自覚に見たあいまいな記憶を後から思いだしてもう一度形象化しやや整理して説明的に文章化しているため、当初の夢そのものを正確に再現しているとは必ずしもいえないことを断っておきます。断るほど重要な内容は何もないですけど。まあ、実際に見た夢の記憶をもう一度対象化して記述したらこんなになりましたという一種のモノローグのようなものです。
by kamiyam_y | 2012-08-18 21:33

焦燥2

私は建物の地下一階フロアの奥にあるバーのような店で、そこの休憩室に座っている。消灯していてほぼ闇である。

深夜をすぎビルは閉鎖の時間が迫っている。私は地下街に出て、階段を上る。登りきって地上に出るとビルの1階はつぶれた飲み屋が何件も続き、どこもドアに板が無造作に釘で打ち付けられ、板もまた風にさらされ裂けている。

登ってきた階段をふりかえると、下で人が手を振り、急いで戻ってくるように相図している。

バーのようなに戻ると、暗い店内では、ほのかな赤いライトの下で店長らしき人物がレジを締めながらか何かつぶやいている。

退出時間がすぎビルが閉鎖されてしまう。残っていた数人の客が動揺し慌ただしく扉から出ていき、私もついていく。

地下飲食店街はいつの間にか、大学の古びた学生会館の地下文化系部室になっている。文化系学生団体の連合会の代表か、自治会の役員のような学生が券のようなものを配っている。何かの証明書らしい。これを守衛に見せて裏口から出ねばならないようだ。3、4人の若者がとにかく外に出なければと動転しながら、この券を受け取っている。

しかし、すでにビルはすべてのドアにカギがかけられおり、守衛もやがていなくなる。チケットを配る学生もいない。私は地下室の暗闇のなかに今閉じ込められる。
by kamiyam_y | 2012-04-10 23:14

ピザ猫の死

宮崎あおいとレストランで食事をしている私。

何か1つのことをめぐって意見が対立していて、緊張感から味を楽しむことができないのだが、言いたいことをお互い一通り出してすっきりしたのか、しっくりしてきて心の同調した和んだ雰囲気に。

宮崎あおいはいなくなり、私は狭い畳の部屋で3人くらいの人とちゃぶ台を囲んでいる。

勉強をしているようだが、飽きてきたのか、そのなかの女性を楽しませたいと思ってか、私は「毎週ここでトランプやろうよ」と変な提案をする。

ふすまを開け廊下に出る。

すぐに浴室があって、私は引き戸をスライドさせる。なかの洗い場のタイルには、小便の溜ったところがいくつかある。

湯煙には生暖かい他人の小便の湯気が混じる。気持ちが悪いので、風呂に入るのはやめ、外に出る。

コンクリートの中庭で私は椅子を置いて2人の男性と、料理をテーマに話している。この2人の自慢げな話がつまらなく、そっと離れる。

強い日の光が真上から落ちてくる。ビルの前に植え込みがあり、それを囲うコンクリートの縁に私は女性と並んで座っている。その女性はバッグの中の書類を出して、メモをとりながら沈黙している。横で私はぼーっとしていて、和んだ気分である。

女性はタンクトップ姿で肩を露出している。その肩には鉛筆で引いたデッサンの線のような傷が数本みえる。

自傷やDVかもしれないから私は聞くのをためらっているが、やがて何事もないかのように、どうしたの、と尋ねた。

「猫にひっかかれたぁ」

ありふれた答えに安堵する。猫と暮し、猫と寝ているのか。

「でもね、猫」と女性は続け、笑顔で言う、「・・・で、死んじゃったんだ」。途中の数語が聞き取れない。

猫がなぜ死んだのかが分らない。「なんで死んじゃったの?もう1回言って」。

「繰り返すのはいや。2回も言わないよ。だって聞こえたんでしょ。うなずいてたじゃん」。女性は不機嫌に。

私は仕方なしに変だなとは思うが聞こえたとおりに言ってみる、「猫にピザを食べさせたら死んじゃった、って聞こえたんだけど」。

以上明け方訪れた夢。見終わってすぐ目が覚め、時計を見ると5時40分。トイレに行ってすぐまた布団にもぐりました。
by kamiyam_y | 2012-02-29 23:36

焦燥

500枚コピー用紙の封を引きちぎって開け、デジタル印刷機リソグラフの左側に用紙をセットして数値をピピっと入力するや必死に印刷、といってもスイッチ押して待つだけだけで必死なのは印刷機だけのはずだけれどこやつは配布の時間が迫っているというのに準備した用紙を飲み込む速度も右手に印刷済み用紙を吐き出す速度も異様に遅く、私は体が緊張でこわばる。

焦る気持ちを抑えつつようようにして終えた印刷、プリント500枚抱えて鍵束コーナーに寄るや職員Xが近づいてきて、窓から見下した建物を指しながら、

「あなたの行かれる部屋はあそこの1階、見えますよね、ねっ」

といやみたらしく説明され、(えっ、歩いたらまた5分かかるじゃん)と心中不満につぶやきながらも鍵を手にとり階段を下りつつ、(時間はすでに30分も過ぎているじゃんか。なんてこった。今日はもうみんな帰っている、そうにちがいない。いつも自分の身内の人には「時間を守れ」と繰り返してるのに、同じ刀で自分を斬りつけなきゃならないじゃないか)と焦燥倍増。

夕焼け空の稜線の向こうに太陽が沈みこむや、屈辱感を払拭するべく気分直しに入店したレストラン、私のテーブルのうえで、カカオの芳香を樽のかおりに混ぜて鼻の奥に運ぼうと待ち構えた気取った葡萄酒が、接客に来たウェイターによって大きめのリーデルグラスに注がれる。

すてきなボルドーじゃないですか、「これ持ってちょっと外に行ってきますね」、ウェイターは馴染みのスタッフ(だったけな)、「どうぞ、いいですよ」、さすが気が利く。私はワインを片手にホテルの自動ドアを飛び出して(なんて勝手な客なんだろう)、近辺の逍遙を始める。

夏の夜風は頬を冷やしつつ過ぎていき、散歩する私の微酔い気持ちよさが伝わるのか道行く人から「いいですねえ」などとにこやかな挨拶を受け愛想笑いを投げ返しながら彷徨う。

しばらくほっつき歩いていたら小高い場所につく。眼下には闇を飲み込む海を臨んで夜景が広がる。入り江に浮かぶ小さな島には橋がつながり、橋のこちら側にはネオンサインが集積して夜空に光を放ち、その一帯から点状に放射するイルミネーションを視線でたどっていくと、路地が複雑に入り組んでいるようだ。「あのごちゃごちゃした一角、明日の昼にぶらつこう」、仕事の前のひとときカメラをポケットに忍ばせ流浪するのだと私は明日の予定を想像しつつ波に浮遊するゴミのように漂泊を続ける。

突如グラスが岩のような、コンクリートのような何か堅いものにあたる音がした。

脚の下の台の部分に亀裂が入り三角に欠け落ちている。

かっこつけてワインを外に持っていったのはいいが、グラスの破損を見せるのは情けないことこの上なく、いたたまれない。どうするだべか。

惨めさに打ちのめされた私はホテルのような建物に侵入しトイレの個室に入る。和式だ。

しかも便器の周りに飛び跳ね溜った小便や嘔吐物が異臭を放ち私をますます落ちこませる。

(気持ち悪いないやだな)

しかたなくしゃがむと、浴衣の裾がその溜った小便に触れてしまった。

「うわ、汚ねぇ」。

汚れた液体が布に染みてくる。

というような夢を見ました。さらに続いて、AKB板谷友美がプチ激太りしたみたいな姿の、ちょい意地わるそうな眼差しに自信もってる小悪魔ぶった小娘(板谷友美が意地悪そうと言っているのではなく彼女はかわいらしい娘さんです)が布団に入りこんできたのでボディーちら見した瞬間天然Fカップロケット乳が気になったとはいえそんなことやらしてそれがばれていろんな人に嫌われたくもなくベッドから降りてカーペットに寝ざるを得なくなったとか、「72年のベッケンバウアーとネッツァー、82年のジーコと、ソクラテス・ファルカンだな、俺たち」なんて変な文句交えて女子と飲んでるようなよくわかんないですけどややエロ楽しき展開に反転したような気がするんですが、忘れちゃったのでここまでとします。

怖い夢ならもっと非日常的なものでもいいはずなのに、日常に潜む小さくちっぽけなショックやら違和感、よくある無残な思いをわざわざ反芻するような微妙に感触の悪い夢でした。《平凡な日常のなかにこそ真に見るべきものはある》という思想の反映と読みこめば幸せってもんかもしれんと自分を説得しようとしても中途半端にリアルな感覚には単純に真夏の寝苦しさの反映が見て取れるだけで、私の自我の足下に拡がる「無意識」界やら何やらそこにを発見するのはおそらく間違いでしょう。

爽やかな夢を見てから起床したい。入眠前に楽しいことを考えてみたことがありますけれども夢をコントロールするのは夢の定義に反してそうで、埴谷雄高が夢を制御する話は今の私には真似できないですね。
by kamiyam_y | 2011-08-24 23:50