さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

<   2014年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

Anti Racism

マリノス事件から発信もはやい。
Jリーグ - Jリーグチェアマン 村井満の“アディショナルタイム” 「差別問題について思うこと」
差別撲滅は、Jリーグが自覚する社会的使命。

東京新聞:自民、国会デモ規制検討 政権批判封じの疑念:政治(TOKYO Web)
ヘイトスピーチ規制法による規制の危険性が露骨。差別を憎む尊い感情だけではなく、「言葉の暴力は表現の自由の外」などと単純化して分ったふりをしないような冷静な知性が求められています。自民党政調会長のいう「秩序ある表現の自由」は「秩序」に力点がある国家主義的主張です。保守政権による理論武装・検討ですから、おそらく官邸前デモを抑えたい、靖国批判をも封殺したいという復古主義者の観念的私的利害を救えるように研究してくるんでしょう。
by kamiyam_y | 2014-08-31 21:12

生の破壊

12万5千人にいまだに避難生活を強いている原発事故。東電に4900万円の賠償を命じた判決。まともで画期的。
東京新聞:原発避難「うつで自殺」 東電に賠償命令 福島地裁:社会(TOKYO Web)

自殺までの経緯に原発の本質がつまっています。
「自殺と原発事故に因果関係」東電に賠償命令 NHKニュース

自己の親しんだ世界を突如奪われる苦しみ、自己を引き裂かれ、自己を略奪される悲劇。
自分の畑、自分の家畜、自分の家が自分から切り離され死ぬこと、地域の人間関係が枯れ果てること、自分を囲んでいた美しい風景から切断されることは、その人の生を絶望的に狭めてしまいます。

長時間労働を促進する反労働者的法解体をめざす蓄積欲求に対して縛りを外してはなりません。前回の安倍政権が企んで失敗したホワイトカラー・エグゼンプションですから、今回も断固阻止を。
【ホワイトカラー・エグゼンプション】 第1次安倍政権でも検討したが、「過労死促進」などの批判を浴びて断念した経緯があるいわく付きの制度 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)
新労働時間制度:過労死遺族、導入中止を申し入れ - 毎日新聞

無論誰の目にも明らかなとおり、労働者総体が「創造的な働き」を求めて労働時間規制を取り払えと要求したことなどありません。労働力を買う側の長時間使用の権利を「創造的」と称しているだけであり、買う側の「自由」は実態としては労働者の自己の生産手段からの自由(分離)、労働者が他人の手中にある自己の社会的生産体系によって過労死する自由にすぎません。
by kamiyam_y | 2014-08-27 19:29 | 民主主義と日本社会

尊厳

しっかり除去していきたい。
キャンペーン | アイヌ民族へのヘイトスピーチを撤回しない札幌市議会議員 金子やすゆきに対する議員辞職勧告決議を求めます | Change.org
テレビでも報道されていたからでしょうか、すでに1万筆を越えてます。

東京都のもまだの方は。
キャンペーン | ヘイトスピーチNPO「特定非営利活動法人外国人犯罪追放運動」の市民への説明要請およびその認証取り消し | Change.org
by kamiyam_y | 2014-08-27 19:17

チョムスキーという権威

極めて悪質な煽動。こういうデマを拡散する連中は、関東大震災のときには虐殺に荷担したにちがいない。
広島土砂災害:空き巣で外国人犯罪の情報ない 広島県警 - 毎日新聞

これは二度観ました。アマゾンで昔ながらに暮す民ピダハンの言葉を習得した米国の言語学者のドキュメンタリー。彼は宣教のためにピダハンのなかに入るのですが、信仰なしにすでに幸福である人々と接するなかで自分の活動の意味を疑うようになり、信仰を捨て言語学者として活躍するようになります。
地球ドラマチック「ピダハン 謎の言語を操るアマゾンの民」 - NHK
ピダハン:みすず書房
ピダハンは現在を幸せに生きるがゆえにその文法に時制がない。数える必要がないので、数字もない。言語がいかに社会的総体性の分肢であるかが分ります。

ピダハンは接続詞をもたないため、文章を無限に伸ばしてくリカージョンをしない。この事実は、すべての言語にはリカージョンがあるとするチョムスキーの普遍文法論を覆すものであり、彼の発表した論文が言語学のパラダイムにかかわる論争を引きおこす。

驚いたのは、チョムスキーが人類には普遍的な文法が遺伝子レベルで存在すると主張していることでした。いろんな研究分野から批判されるべきでしょう。言語が生得的だの、本能だのって。チョムスキーってちゃんと読んだことはなく、あくまでもこの番組が伝えようとしていた内容を私が理解しまとめてるかぎりで批評してるだけですけど。

単にばかげた説というのではなく、ポストモダン的現代思想の欠陥がこのチョムスキーを貫いているように思えます。多様な人間性の発生根拠を言語に求めるのか、労働に求めるのかという分水嶺がここで浮かび上がります。労働する個人こそが、社会的総体性を自己の連関に包摂し、社会的総体性を前提して意識の実在性である言語という契機が存立する。これが解答。遺伝子に文法をスライドさせるのはほとんど血液型性格判断でしょう。
by kamiyam_y | 2014-08-26 22:38 | 学問一般

Untitled Colors


c0064668_22544568.jpg
c0064668_21385153.jpg
c0064668_2133053.jpg
c0064668_21373827.jpg


Cosina Voigtländer Bessa-T・Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 Aspherical II
by kamiyam_y | 2014-08-25 22:44

反差別(補足)

署名急に増えてますね。1万に届きそうです。呼びかけは、浦和レッズの差別横断幕事件のときに素早く動いていた発信者。
キャンペーン | ヘイトスピーチNPO「特定非営利活動法人外国人犯罪追放運動」の市民への説明要請およびその認証取り消し | Change.org

これもすぐ署名しました。ろくでなし子さんのはしなかったです。
キャンペーン | 愛知県美「これからの写真」展、鷹野隆大さんの展示への不当介入の撤回 | Change.org

TAKASHI ARAI PHOTOGRAPHY JOURNAL | Takashi Arai's Journal
写真展「わいせつ」と警察が指導――反発した写真家たちがネットで「署名活動」|弁護士ドットコムトピックス

作者の鷹野さんは木村伊兵衛写真賞受賞の写真家で、ゲイカップルを繊細に表現した写真がすごくいいです。インタビューで今回の美術館とともにとった抵抗戦略の趣旨をしっかりと語っていて、一読に値します。芸術や教育、学問の基盤を整備するという民主国家の責務を超えて、内容的に行政が介入する問題にも触れていて興味深い。
撤去しなければ検挙するといわれ、やむなく展示変更となった愛知県美術館展示について写真家・鷹野隆大さんに聞く|「『知』に対する行政府の安易な介入はその暴力をエスカレートさせていく危険を孕んでいる」 - 骰子の眼 - webDICE
by kamiyam_y | 2014-08-22 19:01 | Trackback | Comments(0)

Krugman's Column

クルーグマンが、『21世紀の資本論』について書いてます。川村さんがFBでシェアしてるんで知りました。

ポール・クルーグマン「ピケティ・パニック」---格差問題の言及者に「マルクス主義」のレッテルを貼る保守派はこれにまっとうに対抗できるのか? 『現代ビジネスブ レイブグローバルマガジン』---「ニューヨークタイムズ・セレクション」より | The New York Times | 現代ビジネス [講談社]

The Piketty Panic - NYTimes.com
by kamiyam_y | 2014-08-22 06:41

Young Protesters

デモはいろんな人々がいろいろな方法ですればいいのだけれど、とりわけ若い人は絵になるわ。ジャパンタイムズの写真を見てあらためて思いました。

Thousands get behind Article 9 in last-ditch rally at prime minister's office | The Japan Times
by kamiyam_y | 2014-08-20 23:29

Regulation of Hate Speech

日本の現行の法律の内部で、日本の今ある法律的手段を使って、ヘイトスピーチに対抗する方法を教えてくれます。
ヘイトスピーチ、在特会など提訴 在日朝鮮人女性:朝日新聞デジタル

悪意に満ちた掲示板まとめサイトも法的手段で制裁されます。当然の正義。
時事ドットコム:在日女性、在特会を提訴=「差別表現で苦痛」-大阪地裁

オリンピックを控え東京都知事が首相に国による規制を求め、自民党も検討チームを立ち上げる運びに。オリンピックで海外からの観光客に対して排外主義者による嫌がらせが起きたりすれば東京都・日本の大恥になるというだけではありません。今後本格化する労働力の国際移動に対してもしっかりした準備をする必要がある、多様な新移民の迎え入れ体制を整える必要がある、という点が規制の法的整備を推進する際の大義でしょう。
時事ドットコム:安倍首相、日韓改善に意欲=ヘイトスピーチ対策検討
ヘイトスピーチ規制へ自民、議員立法を検討 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ヘイトスピーチ規制法をつくる方向に進んでいます。奇怪な街宣やネット上の醜い書き込みに興じる差別主義者に対して厳しい制裁を加えたいという規制法賛成論者の心情に人類の尊い精神が存在していることに間違いはなく、私もこういう連中を撲滅したいという心情を共有します。しかし、法務省に慎重な声があるという通り、問題をはらんだ法整備になる危険性があります。拙速な規制法づくりには反対ですが、つくるのであればせめて表現規制に対する慎重論が反映されたましな法にしなければならないと大変まずいと思います。

差別されるマイノリティの定義自体そもそも流動的ですから、技術的に難しいところが多大にありましょう。法律の対象としては、例えば、学問的な様式に則った戦争神社=靖国論という批評の形態をとらずに、信心に対する軽蔑的表現や、日本人総体に対する侮蔑的表現を用いて首相の参拝を批判をすることも、日米安保反対論において合衆国人総体を敵視し見下し罵倒する口調も、その範囲内となりえます。差別する側への批判を意図しているとしても法律の形式的対象としては差別主義者の発言と区別して救出することは困難でしょう。レイシズムを押さえるためにはそれもやむなしとしてそのうえで闘うべきなのでしょうか。表現の自由も人民主権も理解しない首相が推進しているのですから危険性大でしょう。
by kamiyam_y | 2014-08-18 23:39

第7師団の街


c0064668_18262247.jpg
c0064668_18261199.jpg
c0064668_18262429.jpg
c0064668_1826366.jpg

Bessa R4M・Color-Skopar 35mm F2.5 PⅡ
GR10

by kamiyam_y | 2014-08-16 06:15