さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

「命がけの飛躍」がふくむ掠奪

昨日ドコモの不当表示を取りあげたのはネットのニュースをチェックしてのことだったんですが、紙媒体の新聞でもけっこう大きな扱いなんですね。

資本は、商品資本から貨幣資本への資本の流通W'-G'を実現しなければならない。そのためには、大量の需要喚起のための策略も辞さない。その大量需要喚起のための空費のなかには、買手に誤認させる活動も含まれていた。こういう流れがまあ不当表示ってやつかと。

この流通W'-G'は、資本の形態転換運動の一部です。資本とは、G-G'ですが、それは生産・・・P・・・を包みこんで、自己を再生産する運動になっています。より多くの価値、剰余価値を目的とする生産が資本です。資本とは、剰余価値を吸収して拡大しながら自己再生産する流通であって、売る時間をゼロにして売る量を最大にしなければならない。この強制は、早く大量に売れ、という資本の相互競争の法則として私たちに対立しています。

とはいえ、詐欺は正常な《流通費》にはあらずですわ。

「大連立」について補足。朝日新聞16日(金)に掲載された小沢へのインタビューをみると、実現できなかった民主党の主張も、権力を取れば簡単に実現できる、というのが彼のかんがえのようです。自民との連立ではなく「最低でも野党連立」と宣言してましたが、それが筋というものでしょう。野中広務の小沢批判を載せた記事(『週刊現代』11/24号、松田賢弥「小沢一郎と消えた湾岸戦費1兆円」)のなかで紹介されている森田実のコメントには、「小沢はアメリカに楯突くことはできない」とあります。どうでしょうかね。

話はかわりますが、レストランで女性トイレの近くに座っていて、ほんの一瞬ですが香ばしい薫りが漂ってきました。便も香水も食材の薫りも違いは紙一重ですから平気ですけど、女の人は便秘を避けるためにも野菜とヨーグルトをたくさん食べ、キシリトールガムを噛むといいとも思います。トイレをかわいくてきれいで楽しい、文化の香りのする、いつも行きたいすてきな場所にするのもよい手です。

トイレの話はおくとして、いま求められているのは、法律のリストラかもしれない。もひとつ朝日からですが、11月15日(木)朝刊14版2面の「ニュースがわからん!」で、管轄省庁ごとに食品生産を規制する似たような法律があることが説明されてました。経済産業省-不正競争防止法、厚生労働省-食品衛生法、公取委-景品表示法、という対応関係をみたら、権力の分散ではなく「縄張り」「ばらばら」という言葉を思い浮かべるのは私だけではないはず。もっとも、法律とは利権である、利権とは共同的必要を手段とする、という命題が法律のリストラによって廃棄されるわけではありませんけれども。

そんな命題あるのかといわれると、いま私が思いついた命題です。
by kamiyam_y | 2007-11-18 23:36 | Trackback | Comments(0)
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