さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

拳銃の規制緩和・民営化か

巡査長の事件。

asahi.com:警官の問題行動、幹部は把握できず 女性射殺事件 - 社会

「社交性が乏しい」という証言からは、コミュニケーション能力に欠陥があって、人の気持ちを読めない人だった、という印象を受けます。もちろん、社交的でなくてもコミュニケーションをちゃんとできる人もいますけど。

こういう個人の特性よりもまず社会的には《拳銃の管理》はどうなってるんだ、という話でしょう。社会的に武器を集中する公認の目的が破られてます。銃はストーカー警官がホステスを殺すためにあるのか。持たない市民に対して持つ側は、圧倒的な殺傷力を委ねられた市民の下僕のはず。殺人器具の用途を厳密に規制し管理しなければ、人民主権は成り立たないぞ。

NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース-内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで

「市民を守るための拳銃で勤務中に女性を殺害した凶行は、警察の信頼を揺るがす」とこの記事にあるように、拳銃が市民に対して向けられたこと、市民を犯罪から守るべき警官が、勤務時間中に拳銃を持って殺害に向かったことを重く見るべきです。警官が殺人者に移行することは、警察権力に対する人民の信任が裏切られたこと、信任の実態が市民を殺傷しうる可能性を秘めた敵対的なものであることを示しているとすらいえないでしょうか。

個人の生命を尊重し守るべき共同体の下僕が、課せられた制限をたやすく破ってしまう杜撰な管理体制が問われるべき。
by kamiyam_y | 2007-08-28 00:42 | 民主主義と日本社会 | Trackback | Comments(0)
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