さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

非営利による横領

官僚の天下り先に「(財)すかいらーくフードサイエンス研究所」なんてあるのを知りました。『週刊ダイヤモンド』6/23号特集「天下り全データ2万7882人」からです。この「フードサイエンス研究所」、役員が18人で、職員が1人。非営利法人の鏡です。

「緑資源機構」のチャート図(31頁)も面白い。公金横領システムの見本というべきか。

林野庁は、同機構に天下りを送り、補助金を注入します。機構は、「コンサル」業者(これまた天下り先)に事業を発注し、受注先企業300社は、「森林特定地域協議会」という団体にカネを上納します。

この団体は、「特林懇話会」と名前を変えて、松岡元農林大臣や赤城前農林大臣の懐に「政治献金」として、カネを還流させる、とまあ、こんな具合。

日本の資本蓄積は、こんな収奪システムを分泌しながらすすんできたのでした。蓄積は、大衆から取れるものは余すところなく取り、政治的諸人格への分配まで司るのか??

この分配が、じつはしかし、《労働する大衆から自立した富》という貨幣の概念をみえるようにしています。企業献金が大衆からの収奪だということを、この収奪システムはハッキリと示しています。税金が大臣直行の献金に変わるのですから。

長勢法務大臣へのカネの流入もまた非営利法人を使っているようですね。

保坂展人のどこどこ日記 長勢法相『NPO法人私物化疑惑』深まる
by kamiyam_y | 2007-08-26 16:58 | 民主主義と日本社会 | Trackback | Comments(0)
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