さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

血税によるプロパガンダ

ただの世論操作でした。

しんぶん赤旗:「やらせ質問」全経過/青森タウンミーティング/政府も認めたこの事実

閣僚が国民と直に対話するふりをして、欺そうとしていたわけです。客観的な記事を装った広告がたくさんありますけど、あれの巨大版ですね。いや、記事のふりした広告なら広告と分かるから、こちらのほうが悪質。教育基本法改悪は政府が民衆を欺したうえに行われようとしている。

このしんぶん赤旗サイトにある写真が見物。文科省が質問案をつくってやらせを誘導してます。時代が変ったから教育基本法を変えよ、とか、公共の精神とか、家庭教育だとか、そのまんまじゃん。

前席をサクラで埋めた全体主義株主総会も真っ青、というより、こちらのほうが対話のふりをするだけもっと巧妙ではないだろうか。と書きつつ、こんなもん文書にして送付するあたり官僚にとって当り前で事の重大さが分かってない可能性もなきにしもあらず。「内閣府タウンミーティング担当室の幸田徳之参事官は7日、記者団に『174回のすべてで行われているわけではない。半分も行われていない感じだ』と語った」(タウンミーティング:「やらせ質問」問題 塩崎官房長官、制度見直しを表明-その他:MSN毎日インタラクティブ)あたりにも、国民を欺しても「半分も行われていない」ならいい、という雰囲気出てました。ばっかです。

小泉政権がはじめたタウンミーティングは最初からいかがわしかったですけど、やっぱり、という感じです。

ウィキペディアで「プロパガンダ」の方法をみますと、いかさまタウンミーティングには、「カードスタッキング―自らの主張に都合のいい事柄を強調し、悪い事柄を隠蔽する」、「バンドワゴン―その事柄が世の中の権勢であるように宣伝する」あたりが当てはまります。

昨日の日刊ゲンダイに、タウンミーティングでつかった税金どれくらいなんだ、という記事がありましたが(「やらせのタウンミーティングに巨額税金のデタラメ」『日刊ゲンダイ』11月10日・9日発行2面)、税金を納めたわれわれが欺す客体になっているって、われわれ被搾取階級だったんですね。

執行権力が市民を操作の客体にするという転倒を暴くのは民主主義の発展に不可欠。政府はどんどんやらせをやって、メディアはそれを暴いて、「人格の完成」に寄与すればいい。メディアが追求しないと困るんですけどね。

参考

保坂展人のどこどこ日記 やらせの「教育基本法改正賛成」の声を捏造した内閣府保坂展人のどこどこ日記 内閣府「やらせFAX」の全文を読む
しんぶん赤旗:タウンミーティング 政府「やらせ」/野党、一致して追及
タウンミーティング“やらせ” 野党が政府追及へ:YOMIURI ONLINE北海道新聞
中日新聞
So-net blog:弁護士村上英樹のブログ:市民がちゃんと考えなければならない問題なのに…
by kamiyam_y | 2006-11-10 23:53 | 民主主義と日本社会 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 情報流通促進計画 by .. at 2006-11-11 22:54
タイトル : 共同通信が握りつぶした安倍スキャンダル~月刊現代12月号..
 共同通信出身のフリージャーナリストである魚住昭、青木理の両氏が、最新の月刊現代(12月号)に「怒りのスクープ! これは報道機関の自殺である! 共同通信がもみ消した安倍スキャンダル」が掲載されている。この「自殺」の構造は、タウンミーティング問題の報道のあり方にも見え隠れしているのではないだろうか?  もみ消したとされるスキャンダルは、①安倍ちゃんのパパ(晋太郎)に仕えた元秘書が、安倍ちゃんが指示する候補の対立候補の下半身スキャンダルをネタに中傷ビラをばらまくよう地元ブローカーに依頼し、②ビラがばらま...... more