さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

20世紀の証言 ドラッカー

先週書いたドラッカー理論における自由の追求への補足です。

日経新聞の「私の履歴書」として、2月にドラッカーによる連載が27回あり、面白かったのですが、全部は読んでいませんでした。8月に日本経済新聞社からそれが『ドラッカー 20世紀を生きて』(牧野洋訳・解説)としてまとめられていたことを、さっき本屋で知り、買ってきました。

ポランニー、シュンペーター、ケインズら20世紀の知的巨匠も登場しますし、ナチス突撃隊が自宅にやってきたエピソードなど考えさせられる証言もあり、いい読み物だとおもいます。ドラッカーの背景を知るにはよいのではと思います。
by kamiyam_y | 2005-11-28 19:10 | 資本主義System(資本論)