さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

「成形肉」ということば

今回の「フォルクス」で知られるようになりましたね。

「成型肉」とは、内臓の肉などを繋ぎあわせてつくる肉のこと。ダイエー傘下のステーキ・チェーン「フォルクス」が、この「成形肉」を使っていることを表示しないで「ステーキ」を販売したとして、15日、公正取引委員会が、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出しました。

「優良誤認」とは、不当景品類及び不当表示防止法(昭和37年5月15日法律第134号)にいう「商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示」す不当な表示のことらしいです。

(不当な表示の禁止)
第4条 事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号に掲げる表示をしてはならない。
一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と競争関係にある他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、公正な競争を阻害するおそれがあると認められる表示


公正取引委員会景品表示法トップページ株式会社フォルクスに対する排除命令について.pdfをみますと、4条1項1号(優良誤認)規定に違反する事実が認められたので、排除命令を出したとあります。フォルクスのメニューが別添としてつけられているのがちょっと笑えます。

フォルクスのHPにはお詫びが発表されているだけではなく、成形ステーキの説明もあります。それをみると、BSE問題が背景にあって、豪州産のハラミを加工したものを売る選択肢を取ったことが、説明されています。みなさんはどう思います?食を巡る規制と企業の側の情報公開のありかたとしてちょっと考えさせられるところがあります。

フォルクスのサラダバーけっこう充実してて好きなんですけどね。北海道には店舗がないみたい。

参照;
「成型肉」をステーキと表示、「フォルクス」に排除命令・公取(日経新聞11/15)

誰もが食べているもどき食品(日刊ゲンダイ11/16)
“偽ステーキ”を販売し、公取委から排除命令を受けたステーキ店大手のフォルクス。牛の内臓肉とあぶら身をつなぎ合わせた「成型肉」を「ステーキ」として売っていたからビックリだが、これで驚いてはいけない。他にも、本物と見分けがつきにくい“もどき食品”は山ほどある。

by kamiyam_y | 2005-11-19 20:43 | 消費者の権利と社会的労働 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from BSE&食と感染症 つぶ.. at 2005-11-21 19:49
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