さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する

生の破壊

12万5千人にいまだに避難生活を強いている原発事故。東電に4900万円の賠償を命じた判決。まともで画期的。
東京新聞:原発避難「うつで自殺」 東電に賠償命令 福島地裁:社会(TOKYO Web)

自殺までの経緯に原発の本質がつまっています。
「自殺と原発事故に因果関係」東電に賠償命令 NHKニュース

自己の親しんだ世界を突如奪われる苦しみ、自己を引き裂かれ、自己を略奪される悲劇。
自分の畑、自分の家畜、自分の家が自分から切り離され死ぬこと、地域の人間関係が枯れ果てること、自分を囲んでいた美しい風景から切断されることは、その人の生を絶望的に狭めてしまいます。

長時間労働を促進する反労働者的法解体をめざす蓄積欲求に対して縛りを外してはなりません。前回の安倍政権が企んで失敗したホワイトカラー・エグゼンプションですから、今回も断固阻止を。
【ホワイトカラー・エグゼンプション】 第1次安倍政権でも検討したが、「過労死促進」などの批判を浴びて断念した経緯があるいわく付きの制度 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)
新労働時間制度:過労死遺族、導入中止を申し入れ - 毎日新聞

無論誰の目にも明らかなとおり、労働者総体が「創造的な働き」を求めて労働時間規制を取り払えと要求したことなどありません。労働力を買う側の長時間使用の権利を「創造的」と称しているだけであり、買う側の「自由」は実態としては労働者の自己の生産手段からの自由(分離)、労働者が他人の手中にある自己の社会的生産体系によって過労死する自由にすぎません。
by kamiyam_y | 2014-08-27 19:29 | 民主主義と日本社会